親知らずの多くは歯ぐきが腫れたり、口臭の原因になったり、歯並びを悪くしたりとお口の中で悪さをすることが多い歯です。そのため親知らずを抜歯しなくてはいけない場合が多いのですが、抜歯するときに歯ぐきを切ったり、骨を削ったりするため、その後に痛みが出やすい処置です。親知らずの抜歯後の痛みをできるだけ早く取るための方法をお話しします。適切に対応すれば痛みを少なくすることができます。
抜歯の際、歯ぐきを縫い合わせないことも。この場合黒っぽいジェル状の固まりが穴の奥に出来るので、これが飛び出さないように注意。もし食べ物が落ちても、あまり気にせず軽くゆすぐ程度にすると良いでしょう。抜歯当日は、体が温まると血行が良くなり出血しやすいので長湯は禁物。シャワー程度で。
口の中が真っ赤になるほど出血がある場合は、清潔なガーゼやティッシュなどを抜歯部分に置いて圧迫止血を10~30分程度試してみて。完全に血が付かなくなるまで続ける必要はなし。唾液ににじむ程度であれば自然に止まることがほとんど。炎症を起こしていた歯や骨に潜り込んでいた歯などの親知らずは、抜歯後に2~3日は痛みが続くことも。引き続き痛み止めを服用して様子をみます。
親知らずの周りに食べカスなどが残り、その食べカスがネバネバしたプラークというものに変化します。そのプラークからガスが発生し、お口の中に臭い臭いが発生します。また約8割以上の方が斜め、斜め・横に親知らずが生えていますが、そこに隙間ができ、はぐきがかぶさり、汚れがたまり、それにより歯茎が腫れ、より臭い膿が発生し口臭の原因になるのです。親知らずの抜歯後、うまくかさぶたができずに骨が出てしまうと、強い痛みが長く続いてしまいます。その時は歯医者で麻酔をして抜いた場所をもう一度きれいにする処置をします。
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