つい歯はだんだん黄ばんでいるのを気ついていました。いつから歯が黄ばんでいくでしょうかな。実は、気になる歯の黄ばみの原因は大きく分けて2つあります。加齢と生活習慣です。あなたの歯の変色はどちらでしょうか。

歯の変色のメカニズムについての研究です。歯の表面を覆うエナメル質はエナメル小柱といわれる小さな円柱が集合したもので、小柱の間には約０・１マイクロメートルのすき間があります。白い歯はこの小柱のすき間が明瞭に空いており、黄ばんだ歯は小柱の間に堆積物があり、すき間が不明瞭なことがわかりました。すき間にある堆積物を分析したところ、カルシウムやリンなどで構成されていることから、唾液がもとになっていると見られます。

加齢により唾液の分泌量が減り、唾液中のカルシウムやリンなどの濃度が上昇するため、それが小柱の間の堆積物となって、歯のツヤが低下するメカニズムが判明しました。

歯の打撲などにより、数日あるいは数ヶ月たってから歯の色が黒ずむことがあります。歯髄内の出血でなく、血液が循環しなくなって歯髄が壊死し、時間がたってから変色する場合もあります。歯の神経の壊死によって変色した場合でも、残っている部分が多いときには、削らずにホワイトニングによる処置で変色を回復することができる場合があります。

加齢、食べ物、喫煙により黄色みを帯びた歯はまったく問題なくホワイトニングで白くできます。神経を抜いた歯は、ウォーキングブリーチという方法で内側から白くすることが可能です。歯をホワイトニングすることで歯の表面（エナメル質の表面）の着色を白くします。 続いてエナメル質の中にある有機物が漂白されます。

歯のホワイトニングは歯科医院への専門的ホワイトニング装置によるホワイトニングができます。あるいは、市販の様々なホーム用ホワイトニング装置もお薦めます。

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http://www.athenadentallab.jp/teeth-whitening-machine-9.html